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そんな“都市伝説的知性”の持ち主は、新古書店を巡り買い集めたワンコイン（100円~500円）本をいかに読み解いたか。
早すぎる死までの、２年間の記録。

絶筆となったクリントンの『my Life』評の欄外で著者の訃報を知った読者からは、心のこもった追悼文が多数、ＡＩＣに寄せられました。

２年間で物した書評は約100本、400字詰め原稿用紙換算で1000枚を超えるものでした。

本書はその遺稿をもとに、有志の編集委員の手によってまとめられたものです。

新古書店で買い集めてくるのは、不朽の名作から過去のベストセラー、ふつうならまず書評の対象にならないＣ級本まで、さまざま。

東大時代は「『スターウォーズ』のジャバ・ザ・ハットみたいな感じ」（内田樹）だった著者が繰り広げる、書物を巡る冒険をぜひご覧ください。